空気中の放電現象を利用して、同じ金属同士をつなぎ合わせる溶接方法です。
アーク溶接とは、2つの電極間で放電させること(アーク放電)によって形成された気体放電現象を利用して、金属同士を接合させる溶接方法です。用途は広く、自動車、鉄道車両、船舶、航空機、建築物、建設機械など、あらゆる金属構造物に一般的に使われています。
加工時には、高温で強い光を発するのが特徴です。このとき発生する弧(Arc)状の光を「アーク」といいます。アーク(あるいはアークプラズマ)は、電車のパンタグラフで時々発光するのも、電気コードをショートしたときに発光するのもアーク放電です。溶接に利用するアークは、電流が数十アンペアから千アンペア以上という大電流が流れています。アークが消えることなく持続して発生するように色々と工夫がされています。
詳しくは、豆知識・溶接についてをご覧ください。