仕上がり面がきれいな切断加工
レーザーカットは、レーザー光をレンズによって1点に絞り高い光エネルギーを当て、これが熱エネルギーに変わることにより金属の一部を融解させます。レンズをさらに絞ることにより、極小サイズに加工を施すことができますので、小さな部品などにも対応できます。直線的な加工のスピードが高く、カット面の仕上がりがきれいであるのが特徴です。

文字入れなどの複雑な加工も
図面通りにレーザーを動かしてカットができますので、名入れや柄の彫刻などを施すこともできます。オリジナルのデザインを形にしてください。

高精度でバリが出ない切断加工
ワイヤーカットは、細いワイヤー線に電流を流して熱を発生させ、金属を溶かしてカットする方法です。ワイヤーと加工物の間に数十ミクロン程の距離を保ちながら放電爆発を繰り返して非常に高精度な切断加工を施します。ワイヤー線は工作物に直接触れませんので、熱による変形も少ないのが特徴です。

幅広い金属の切断を可能に
ワイヤーカットの加工時に発生する温度は7000℃程となります。切断しにくい厚い素材や硬い素材でも、導電性があれば溶解させて加工できます。反対に導電性がない素材は扱うことができません。

水圧を調節してさまざまな加工を実現
ウォータージェットとは、ポンプで加圧された水を小径ノズルから噴射して、その圧力で切断や穴あけを行う加工です。水圧を調整することで、バリ取・研磨・洗浄なども施すことができます。

熱に弱い素材に最適
水圧によって加工するため、熱による変形がありません。熱に弱い素材の加工を可能としています。厚みのある素材では、切断面がテーパー状になる場合がありますので、30mm程度までの素材がおすすめです。